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①体のサビを落として 元気を取り戻す!
金属は時が経てば酸化され、表面に錆びが生じます。
同じように、人の体が酸化されると、サビが作られます。
機械や建物が時間とともに錆びていくように、実は人の体も知らず知らずのうちに酸化し、サビていきます。
肉体の疲労感や肌のハリの衰えは、目に見えない体のサビが原因かもしれません。
錆びは金属が酸化することによって生まれます。
溜まった錆びは時計を狂わせたり機械の動きを止めたりしかねませんが、マメに手入れを行い油をさしていれば、酸化を遅らせることができます。
また、情緒あふれる風景では錆びが景色と同化し、趣を与える、ほど良いスパイスになることもあるでしょう。
では人間の場合、サビつくとはどういうことなのでしょうか。
老化に関する数多くの学説では、細胞の酸化が老化と関わっていると報告されています。
また、直接体感できる酸化のなかには、疲労感があります。さらに、生活習慣病の多くは体内の酸化物が関係していると考えられています。
健やかな体を維持するためには、人間も機械と同じように、体内のサビを落とし、油をさす必要があります。
つまり、抗老化や元気な体を維持するには、酸化を抑えるためのメンテナンスが必要になるのです。
「学術的な根拠(エビデンス)」をもとに、体内のサビについて最善の対処法を見つけていきましょう。
▲自転車や懐中時計などで歯車が錆びた場合には、ヤスリで磨き油をさすといったメンテナンスを行います。機械の錆びを落とすには特定の方法があるように、ヒトのサビを改善するにも特定の方法があるのです。