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③酸化反応の副産物「活性酸素」
酸化反応により、生体に必要なエネルギーが生まれるのと同時に発生するのが「活性酸素」です。
活性酸素というと、「体に悪い」という嫌なイメージをお持ちの方も多いでしょう。
ところが本当は体に有害なものではなく、逆に体を守るために必要な働きもあるのです。
活性酸素は細胞内で発生します。
酸素は、体内に入り細胞内のエネルギー工場である「ミトコンドリア」に取り込まれ、
「酸化反応」により栄養素をエネルギーに変えていくのです。
こうして、たんぱく質やコラーゲンの生成、筋肉運動のために必要なエネルギーを生み出します。
この時、活性酸素も発生します。
健康体なら、活性酸素は本来あるべき場所にとどまり、過剰な活性酸素は除去されます。
また、体内に正しく分布すれば、外から入ってくる細菌やウイルスをやっつけ、
我々の体を傷つける事もないのです。
◀体内の細胞内にあるミトコンドリアはエネルギーの「工場」になっている。本来、体を守るために働くはずの活性酸素は「工場」内であれば良い活性酸素でいるが、「工場」からはみ出すと悪い活性酸素に変わってしまう。










