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⑥【日常・予防する】抗酸化物質の効率良い摂り方とは
抗酸化物質の代表的な働きは、過剰な活性酸素を自らに取り込んで無害化することです。
また、体内ではカタラーゼやSODなどの抗酸化酵素が作られており、あふれた活性酸素によるダメージを修復しています。
抗酸化物質を補充することは体内の酸化を防ぐ方法の一つですが、
活性酸素の産生量を減らすことも重要な抗酸化です。
過剰な活性酸素を作り出す要因は、喫煙・睡眠不足・栄養が偏ったバランスの悪い食事・
リラックスタイムのない生活など、数多く存在します。
特に喫煙と過度のストレスは、いくら抗酸化物質を摂取していても次々と活性酸素を作り出すので、
細胞を破壊してしまいます。
この二つが改善できない場合は、まずは食習慣から変えてみましょう。
栄養バランスの整った食事には抗酸化物質が多く含まれています。
毎日の食生活で抗酸化物質を適切に摂ることで、「問題視される酸化」を防ぐことができます。
食習慣の改善と言われても、ピンと来ないかもしれません。
例えば、欧米型の肉類や脂質の多い食事は抗酸化物質があまり含まれていません。
実は日本の伝統的な食事は、抗酸化物質を上手に摂れるメニューになっています。
野菜・フルーツや魚は抗酸化物質を多く含んでいます。
色の濃い植物や鮭などには特に多く含まれているので積極的に食べることをおすすめします。
また、野菜やフルーツをジュースにするのも手軽に抗酸化物質を摂る方法となります。
食事により充分な抗酸化物質を摂取することが理想ですが、食事だけでまかなうことは困難です。
ストレス社会と言われる現代では、食事も不規則になりがちです。
サプリメントを有効に使うことで過剰な活性酸素に打ち勝ち、美容と健康を維持しましょう。
▲加齢により活性酸素の産生量は増加するが、誤った生活習慣によりその量はさらに増大する。健康な肌を守るためにも喫煙を控え、バランスの良い食生活を心がけて規則正しい生活を送ろう。










